子育て

一難去ってまた一難 尽きない育児の悩み、どう乗り越える?

初めての育児はもちろんのこと、2人目、3人目だって育児に悩みはつきものです。
月齢によって、環境によってもその悩みは様々。
発育のこと、しつけのこと、仕事との両立、お金のこと。
いつも笑顔で子供と接しているように見えるママにだって悩みはあるはずです。
悩みを解決していくためにはどのような方法があるのでしょうか。

うちの子、病気かも?! 
新生児期の不安はとにかく相談!

生まれたての赤ちゃんは本当にかわいらしいです。
元気に育ってほしいと誰もが願うでしょう。
娘が生まれた時、抱っこするのも壊れそうで怖くて、
産院の看護師さんに「お母さん、しっかりして」と発破をかけられたのを覚えています。

乳児期に一番心配だったのが、ミルクを戻すことでした。
授乳後にゲップをさせてもよく戻していました。
口からゲポッと大量に、時には鼻からまで出ていました。
もしかして、何かの病気なのではないかと心配で仕方ありませんでした。

どうしてよいか分からずに、インターネットで調べたり、先輩ママに相談したりしました。インターネットにはたくさんの情報があります。

赤ちゃんの吐き戻しはよくあることだということ、対策や対処法の情報も得られました。
授乳後にゲップを出させるということは産院でも指導を受けていましたが、
なかなかゲップが出づらかったので、頭の位置を高くするということを実践しました。
縦抱っこで授乳後はすぐに寝かせないようにしました。

それでも戻してしまうことはありましたが、多少軽減できました。
先輩ママの言葉にも慰められました。
「うちも赤ちゃんの頃はそういうことあったよ。大丈夫だと思うよ」という身近な人の声には信憑性があります。

授乳自体が怖くなるくらい不安でしたが、1か月検診では体重も標準的に増加していました。
先生にも吐き戻しの相談をしましたが、体重も増えているし、元気もあるので大丈夫でしょうという言葉を頂き、少し安心しました。

その後、だんだんと戻すことも少なくなり、順調に育っていきました。
吐き戻し以外にも、不安なことや心配なことは周りの人にとにかく相談しました。
経験者の声は何かしらの解決方法を導いてくれます。

子供の行動にイライラ。そんなときは「お1人様」

「魔の2歳児」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
子供の成長過程において避けては通れない「イヤイヤ期」ですね。
あぁ、あったな~と今では思えるのですが、当時は必死でした。
何をするにもイヤイヤ。

それに対してママはイライラ。
怒ってはいけないと頭ではわかっているのですが、感情をコントロールできずについ大声で怒鳴ってしまう。
そんな経験をしているママも少なくないのではないでしょうか。
怒った後で反省して、また繰り返して自己嫌悪に陥るという悪循環。

そんなときはストレス発散です。
家事に育児にママだって疲労もストレスも溜まっているのです。
いくら子供がかわいいからといっても、四六時中べったりでは疲れてしまいます。

ちょっとでも距離をおくこと。1人の時間を作ること。
これだけでもストレス発散になります。
数時間夫や両親に預けて、「お1人様」を満喫してはいかがでしょうか。

ちなみに私は美容院やカフェ、スーパー銭湯に行ったりしていました。
実を言うと一度だけパチンコに行ったことも。

仕事と育児のバランスをとる。
抜けるところは抜いちゃいましょう。

私は娘が4か月のときに仕事復帰しました。
初めのうちは保育園に送っていくと、びゃんびゃん泣いて、それを振り切り先生に預けて仕事に行くのがとても心苦しかったです。
かわいそうなことをしているのかな。そばにいてあげたほうがいいんだろうな。
そんな思いに悩まされました。

それでも、子供が少しずつ保育園にも慣れて、集団の中で楽しそうに過ごしている姿を見ることができるようになりました。
「お母さんが頑張っている姿を子供はちゃんと見ています」と先生が言ってくれました。

仕事と育児の両立はハードです。
仕事では仕事の問題やストレスがあり、育児もまた然りです。
もちろん肉体的にも負担がかかります。

子供たちが保育園に通っていた最初のころ、私は自動車の免許を持っていなかったので、金曜のお迎えと月曜の朝は大変でした。
自転車の前後に子供たちをのせ、2人分の布団を肩から下げて自転車を漕いでいました。
きっと今はできないと思います。

心身ともに疲れが溜まりますね。
休みの前や遅くなった時にはお惣菜で済ませたり、ちょっと贅沢なおかずやおつまみを買ったりしていました。
たまには手抜きもありなのです。拭き掃除をサボって掃除機がけだけにするとか、手を抜けるところは抜いてもいいのです。
だって、毎日頑張っているのですから。

育児の悩みは人それぞれですが、誰もが悩みを経験します。
自分だけではありません。しかし、止まない雨はありません。
明けない夜もないのです。
一つひとつ解決し、子供との素敵な時間を過ごしましょう。