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青森県で「N501Y」変異2例目確認、これから拡大の可能性は?

青森県は26日に県内で新たに7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。
更に、八戸市で4月以降に確認された感染者の1人から、従来より感染力が高いとされる「N501Y」変異株を確認があったのことです。

クラスターの拡大や感染経路は?

県外由来の感染で、クラスターへの拡大は見られないそうです。

今回感染した患者は重症化せずに軽症や無症状だったとのこと。
感染経路はN501Y変異株の県外患者と接触したことから感染した可能性が高いそうです。

今回の変異株は、英国型、南アフリカ型、ブラジル型のいずれかに該当するとみられ、国立感染症研究所が今後詳しく分析するようです。

26日入院者数は78人で、前日25日の過去最多を更新しました。
確保病床数193床に対する病床使用率は40.4%で、感染状況を示す国の指標では、ステージ3(感染急増)相当の基準を引き続き上回っているとのこと。

県内新規感染確認者のうち、青森市の青森慈恵会病院クラスターでは、患者または職員の2人(80代以上女性と20代女性)が新たに陽性反応が出ています。
青森市のゆきわり会の障害者施設、本町エリアのバー5店と複合するクラスター群の感染者は、関連も含め235人(県外陽性2人)に拡大しているとのこと。

陸上自衛隊青森駐屯地のクラスターでは、職場関係者の10代(性別非公表)1人が陽性で、同クラスターの感染者は計13人、関連を含め14人となっています。