青森県は7日に変異株を県内で初確認したそうです。
確認されたのは「N501Y」変異株という変異株で、英国型、南アフリカ型、ブラジル型に分類されます。
今回もどれかに分類されるようですが、ウイルス量が少なかったようで型を特定するのは不可能とのことです。
新型コロナウイルス変異株とは?
変異とは、生物やウイルスの遺伝子情報が変化することです。
一般的に、ウイルスは流行していく中で少しずつ変異をおこしていきます。
この変異したウイルスが変異株です。
変異が起こると性質の変化が起こり、感染しやすくなったりする場合があります。
新型コロナウイルスについても、約2週間に1箇所程度の速度で変異していると考えられています。
(厚生労働省HPより)
感染経路は?
この変異株は、3月下旬に陽性になった弘前保健所管内の患者1人から確認されたそうです。
感染源や経路はわかっていないそうで、患者は重症化せず、特徴的な症状などもなかったそうです。
患者の年代、性別、県内で発生したクラスター(感染者集団)に関連しているかについて、県は公表していないとのことです。
県内では、1月に発生した感染源不明クラスターの患者1人から、「E484K」と呼ばれる変異株が確認されているそうですが、今回のN501Y変異株とは異なるタイプとなっています。