青森県は県内で新たに35人の新型コロナウイルス感染を確認しました。
保健所管内別では青森市15人、五所川原7人、弘前6人、むつ4人、上十三2人、東地方1人と県内8管内中6管内で陽性者が出たとのこと。
感染経路は?
感染経路は14人が不明となっているようです。
また県と青森市は、新型コロナに感染していた青森市に住んでいる1人が10日に死亡していたことを明らかにしました。
年代、性別、死因、入院の有無などは遺族の意向で非公表となっています。
感染者の死亡は計27人になっています。
感染経路不明者の管内別の内訳は青森市5人、弘前3人、五所川原と上十三各2人、むつ1人。東地方の10歳未満1人も感染経路が分かっていません。
青森市では11日発表の通所型高齢者施設クラスター関連で、利用者・職員の同居人ら2人の感染が判明してから、青森慈恵会病院クラスターは職員または患者の80代以上男女2人の陽性がわかりました。
同病院や同市本町地区のバーなどの複合クラスターの感染者は関連を含めて267人(県外陽性者2人を含む)に増えています。
五所川原管内の飲食店クラスターは、利用者または従業員4人(五所川原2人、青森市2人)と、関連する1人の陽性が確認があります。
むつ管内の新規感染者のうち3人は、11日に感染が判明した自衛隊大湊基地所属の20代男性自衛隊員の職場関係者です。
むつ市によると、このうち2人は男性隊員の濃厚接触者で、もう1人は関連を調査中とのこと。
3人とも20代男性で、基地内で隔離・療養中です。
このほか、自衛隊とは関連のない、同市の60代男性の感染も明らかになりました。
12日現在、県内の新型コロナ入院患者は80人で、重症5人、中等症10人、県内の感染確認の累計は1873人となっています。