青森県は14日には県内で新たに31人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
10日連続で1日の感染者数が二桁となっています。
青森市では、入所型高齢者施設と飲食店でそれぞれ新たにクラスターが発生したとのことです。
青森県のクラスター発生場所は?
クラスターが発生した飲食店は青森市新町1丁目のすし店「一八寿し」と公表しました。
なお、利用者が特定できない恐れがあるとの事。
感染リスクのある今月2日から12日までの期間中に同店を利用して症状がある人や感染の不安がある時は、保健所へ連絡するよう呼び掛けているとの事です。
こちらのお店では14日に従業員または利用客の3人(青森市20代~50代男女)が陽性反応が出ています。
これまでに感染が判明している2人と合わせて、店舗での感染者数は5人、同居人ら関連も含めると計11人です。
青森市によると、2~12日の利用見込み客は600人程度だそうで、店舗は13日以降休業しています。
入所型高齢者施設のクラスターは、14日感染発表の1人(青森市60代女性)を含め、施設の利用者または従業員計5人の感染が確認されています。
このクラスターには、11日判明の通所型高齢者施設クラスターと重なる感染者がいます。
複合するクラスター2件の感染者は、関連も含めて計16人との事です。
市によると、2施設では17日以降にワクチン接種を進める予定だったそう。
利用者らが特定できているとして、施設名は非公表になっています。
県が14日発表した新規感染者31人のうち、感染経路不明は9人(青森市3人、八戸市2人、弘前管内4人)です。
入院者数は84人で、県が公表している確保病床数206床に対する使用率は40.7%。国の指標のステージ3(感染急増)相当を上回る状況が続いています。