青森県では3日、県内で新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。
保健所管内別で青森市10人、八戸市1人、上十三1人となっています。
このうち青森市の30代女性は同市の接待を伴う飲食店の関連だそうです。
クラスター発生場所はどこ?
市ではクラスターが発生した飲食店を「I’ ll (アイル)」(同市本町2丁目)で発生したと公表しました。
利用客をすぐ特定は出来ないとのことで、感染のリスクがある3月26日と27日に店を利用したことがある客に保健所への連絡を呼びかけたそうです。
二日間でおよそ20人が利用したと言われているそうです。
30代女性はこれまでに感染を発表済みの同市の20代女性3人の職場関係者だそうです。
今まで感染が発表された計5人が「アイル」の利用客または従業員と分かり、クラスター発生と認定したそうです。
市によると、同店は利用客の検温はしておらず、消毒液は設置していたそうですが、強制ではなかったそうです。
また、従業員がマスクを着用していないこともあったとのことです。

障害者施設のクラスターは?
青森市の社会福祉法人「ゆきわり会」の障害者施設のクラスターでは、30代と40代の男性2人の陽性が確認されています。
ほかにはそれぞれ職員の同居人とみられる同市の60代女性2人と10歳未満(性別等非公表)の感染が確認されたそうです。
クラスターは82人、関連を含めると85人に拡大し、ゆきわり会クラスターで二次感染の確認は初めてだそうです。
感染者が発生した同法人の2施設では利用者、職員ら計250人の検査が終了していて、現在は同法人が運営する他施設の職員を中心に300人規模を検査中だそうです。