2021年春から食料油が値上げされるそうですが、料理には毎日使うものですしどのメーカーで、いつから値上げされるのか?またその理由について調べました。
値上げされる食料油は?いつから値上げ?
まず、値上げされる食料油は大手メーカー3社の
「昭和産業」、「J‐オイルミルズ」、「日清オイリオグループ」です。
それぞれ値上げされるタイミングが異なるのですが、「昭和産業」は「キャノーラ油」など家庭用の食用油6品目を、3月1日に納入する分から、1キログラム当たり30円以上値上げするそうです。
「J‐オイルミルズ」は「AJINOMOTOさらさらキャノーラ油」など家庭用の17品目を、4月1日に出荷する分から1キログラム当たり30円以上値上げをします。
「日清オイリオグループ」は家庭用の「日清キャノーラ油」など23品目を、4月1日に納入する分から1キログラム当たり20円以上値上げするそうです。
ちなみに業務用の商品も同じ水準で値上げするようです。
値上げされる理由は?
理由について各社は、原料の大豆や菜種の仕入れ価格が、主な産地である北アメリカや南アメリカの天候不順で値上がりしていることや、中国で食用油の需要が拡大していることなどが理由だそうです。
実は、世界的に穀物や砂糖などの食料価格が値上がりしています。
大豆やトウモロコシの需要が高まっているのに、天候不順で供給不足になっている為価格上昇に繋がっているようです。
まとめ
食用油の価格の上昇の背景には世界的な異常気象と中国からの需要も高まっていることが原因だとわかりました。
中国はこれからも輸入を拡大し続けると言われているので、価格上昇はこれからも続いていくのではないかと言われています。
価格の上昇に加えて海上輸送の運賃も値上がりしていて、これもコストアップや値上げの要因になるため日本への影響が大きいそうです。
すでに日本でも、価格は据え置きながら量を減らすような、『ステルス値上げ』とも言える値上げが浸透しています。
食料油は欠かせないものなので、こういった毎日使うものが値上げすると家計に響きますよね。。。
今のうちになるべく使う量も減らしたりオイルフリーの料理を作るように心がけたいと思います。