青森県は27日に県内で新たに20人の新型コロナウイルス感染が確認したとの事です。
弘前保健所管内の通所型高齢者施設で、クラスターが発生しました。
同管内の新規クラスター確認は3日連続です。
そして、従来より感染力が強いとされる「N501Y」変異株を新たに6人から検出されたとの事です。
弘前管内のクラスターは?
弘前保健所管内で発生した通所型高齢者施設のクラスターは、27日発表の3人(70~80代以上女性)と、26日までに感染が分かっている2人の計5人が、同じ施設で感染したという事です。
施設利用者・職員の同居人ら関連も含めた感染者は計7人で、県によると26日にクラスターが判明した同管内の入所型高齢者施設クラスターとは関連性がないそうです。
同じ建物内の2店で起きた同保健所管内の飲食店クラスターでも、1人の陽性(青森市40代男性)を確認しました。
会食の場や別の飲食店と連鎖する同保健所管内クラスター3件の感染者は、38人に広がっています。
八戸市の県立高校クラスター関連だと、既に感染確認済みの人と同居する70代男性と、別の学校の10代が陽性反応が出ています。
同クラスターの感染者は高校で8人と関連を含めると計15人となっています。
27日の新規感染発表のうち、経路不明の感染者は4人(青森市3人、五所川原保健所管内1人です)。
県内の感染確認累計は2283人となっています。
27日現在の入院者数は88人で、過去最多(5月17日)との事。
県が公表している確保病床数211床に対する使用率は41.7%で、国の指標でステージ3(感染急増)相当の基準を依然として上回っているそうです。
県内のN501Y変異株検出は、27日発表分を合わせて累計43人で、県は5月の県内陽性者に占めるN501Y変異株感染者の割合を19%(22系統135人)と推測しているようです。